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2012年6月12日火曜日

FACEにFACEしました!

どーも、やのっちです。

6月9、10日の土日で開催されたFACE(Fukushima advanced course by experts)に参加してきました。
「ふくれじ!」と相互リンクを貼らせていただいているブログでも取り上げられていましたので、こちら研修医の部屋 ブログ版)もどうぞ。

FACEは研修医・医学生を対象とした勉強会で、感染症・心電図・身体所見などを中心に幅広い内容を扱います。
どんどん新しいアイデアを出して、実験的なことでもなんでもとにかくやってみよう!というコンセプトの勉強会です(というか、そうだと思っています)。

会場は、太田病院附属の緑風苑@磐梯熱海

源泉かけ流しです!!

(車買ってから初めての遠出だったので緊張しました。汗
高速の合流でうまく合流できてよかったです。笑
磐梯熱海ICを降りたらwifiが使えなくなって、一生懸命地図読みながらなんとかたどり着きました)

今回は新人レジデントを応援する内容ということで、神経診察・モニター心電図・鑑別トレーニング・外来の英会話・胸部単純X線・救急外来のCTなど、すぐに役立つ内容が盛りだくさんでした。

講義の前にアイスブレイクがありました。
福島が誇るアイスブレイカーことI先生がご不在のため、医大のK先生がアイスをブレイクしてくださった(?)のですが、一気に会話が弾んで和やかな雰囲気になりました。

1コマ目は神経診察。講師の先生の語り口が面白くて楽しく拝聴しました。
主訴を起点に大きく分類していって整理しながら理解する、という流れがクリアでした。
細かいことにこだわるんじゃなくて、その場で何の情報が必要で何を狙って診察するかということを意識することが重要だということを学びました。

2コマ目はモニター心電図。何回か受けた講義なので、最初の方はふんふんと言って聞いていたのですが、応用編になると(何回か勉強したはずなのにすっかり忘れていて)勘違いや読み落とし連発で、まだまだ勉強しなきゃいけないなーと実感しました。

1日目の昼の部はこれにて終了。
源泉かけ流しのお風呂で、しばしゆったり…


…する間もなく食事の時間になります。
今回はS先生の特別のご配慮により、日本酒で福島県を一周するというコンセプトのもと、いわきの又兵衛、郡山の甘口のお酒(銘柄忘れました)、会津の国権を戴きました。米の香りがして美味しかったー。(写真撮り忘れました)
乾杯して美味しいご飯を食べていろいろ喋って、しばしゆったり…



…したと思ったら今度は症例検討が始まります。
なんといってもFACEの一番の魅力はお酒を飲みながら宴会場でわいわいやる症例検討会です。

鑑別している人たち

寝ている人たち

飲み会引き上げて隣の部屋に来ちゃった人たち
基本的には研修医が症例提示して、酔っ払っている参加者(のうち話を聞いている人)が質問したり鑑別診断を挙げたりするという感じです。
キーワードは「自由」、好きなように過ごせばよいのです。

僕は25時くらいで眼瞼下垂を自覚したので、部屋でベッド(布団)上安静になってたのですが、勉強会は26時半くらいまで続いていたそうです。

早めに起きて朝風呂に入って8時からの講義に備えました。

2日目は、1コマ目:英会話。
実際に外国人を英語で日常的に診察していらっしゃる先生が、いかに簡単に必要な情報を引き出すかという視点で教えて下さいました。
病歴聴取の意義や考え方をクリアカットに整理して説明して下さったことと、実際に口に出して英語を話す機会をたくさん設けてくださったことで、実際の場面ですぐに役立つ(かどうかはまだわかんないんですけど、少なくともそういう予感のする)講義でした。

2コマ目は胸部単純写真。
キビキビしてテンポが良く、講師の先生の個性の際立つ印象に残る講義でした。
本題の「胸部写真の読み方」もまとまっていて勉強になったのですが、それ以上に「イスラマバードの忍者屋敷」という枕の方が印象が強烈でした。
X線に限ったことではありませんが、やっぱりなんとなく眺めて異常を探すのではなく、どういう異常のパターンがあるかということを一旦頭の中で整理することが大切なのですね。

昼食を挟んで3コマ目、最後の講義はCTです。
いろいろな症例があったのですが、一番印象に残ったのは虫垂炎です。
今度からCTを見るときはどんな人でも虫垂を探して正常の虫垂をたくさん見ようと決意しました。
あと、単なる画像の読影だけではなく、そのCTが撮られた臨床的状況を評価が鋭くてすごいと思いました。

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FACEのいちばんいいところは、講師も研修医も学生もみんな一緒に酒を飲んだり食事したり寝そべって症例検討したり二日酔いになったりできる(?)ところです。
立場に関係なく言いたいことが言えて、好き勝手に質問できて、ウケ狙いでも天然でも何でもあり。
体も脳みそもリラックスしきったところでやるから、普段の「お勉強」とは違うところに刷り込まれるのです(FACEではこれを「アルコール固定」と呼んでいます笑)。

何より、教育のためなら何でもしてあげようという太っ腹な講師陣とそれに食いついていく参加者のモチベーション、事務局のサポートが11回の積み重ねでかなり出来上がっているように思います。
興味の湧いた方はぜひ今後のFACEにご参加ください。
きっと馬の合う仲間に出会えますよ!
僕もこれからもどんどんFACEにFACEしていきたいです(S先生の許可取得済みです)。笑

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福島県ではグラム染色セミナーというのもやっています。
こちらも毎年大好評らしいのでぜひご参加ください(僕は研修の説明会と日程が重なって出られませんが…残念)

2012年4月15日日曜日

合同オリエンテーション開催


4月14・15日の2日間、リステル猪苗代にて「福島県新臨床研修医合同オリエンテーション」が開催されました。

4月から福島県内の病院で採用となった初期臨床研修医(1年目)58名が参加しました。
病院ごとのオリエンテーションではなく、このように県内の研修医が一堂に会するというのははじめての試みだったようです。
僕たち医大の研修医は、車2台に乗り合わせて、福島市内から猪苗代まで1時間くらいかけてドライブしました。

会場:リステル猪苗代

1日目は講義でした。
4コマあり、臨床系EBM情報検索ツールであるDynaMed(今年から医大だけでなく、県内の研修病院の臨床研修医が自由に使えるようになったそうです)の使い方についてなど、いろいろなお話を聴きました。
DynaMedの講義風景:実際にPCでサイトにアクセスしながら講義を聴きました。
DynaMedの講義では、各自が持参したPCを使いながら実際の場面を想定した実習もあり、役に立ちました。(UptoDateみたいなヤツです。僕もさっそく使ってますよ~、家でも使えて便利。)
来年度以降の課題:講義の内容にばらつきがあったので、もう少し研修医のニーズにあったものになるとより充実したオリエンテーションになるのでは、と思いました。

2日目はBLS講習会でした。
福島ACLS協会の全面協力のもと行われた、AHAのバッジがもらえるほんまもんの講習会です!!僕は2005の講習会を受けていたので余裕綽々でいたのですが、最初ポケットマスクの密着が甘くて、口-マスクの人工呼吸がうまく入らなくて焦りました。
実際にBLSを行うときは突然なので、機会あるごとに思い出すことの重要さを感じました(もっともその緊急事態発生時にポケットマスクを携帯しているかどうかはわかりませんが笑 →そういうときはハンズオンリーCPR)。
BLS講習会の様子:みんな真剣です

筆記テストは1問間違えてしまったのですが、無事合格しました(受講者全員合格でした、拍手)。
バッジもらいましたよ、わーい。
(翌日、BLS講習が原因と思われる二の腕の筋肉痛に見舞われました。)

蛇足ですが、帰りに猪苗代の「ビルゴ」というケーキ屋さん( http://www.fukulabo.net/shop/shop.shtml?s=556 )に寄って、「発酵クリームのタルト」を買って帰って、医大の同期で一緒に食べました。
ほおばった瞬間クリームのいい香りが口の中に広がりました!おいしかった~


閑話休題。
今回のオリエンテーションでは県内の同期の面々と顔合わせができて、本当にいい機会をいただきました。
夜のレセプションに福島県知事もご出席されたことや、テレビの取材も複数あったこと(使われたかどうかわからないのですが僕もインタビューされました、汗)につけても、我々研修医は各方面から期待されているんだなー、という実感が湧きました。

期待に応えることが目的ではないけれど、僕たちはこの福島の地で元気に(あるいはへとへとになりながら?笑)研修してますよー、ということが何らかの形で発信できればと思ってはじめたのがこのブログです。

この記事のようなセミナーの報告はもちろん、医療・医学・研修に関すること、雑感・エッセイ的な文など盛り込んでいきますよー。
枠にとらわれずに、僕たち研修医が思ったこと・勉強したことを等身大のまま(ときには少し背伸びして?)綴るブログに育てていければ、と思っています。

はじめたばかりでお見苦しい点も多々あると思いますが、ひとつ末永くよろしくお願いいたします。


関連ページ(外部)
研修医の部屋 ブログ版
福島県立医大医療人育成・支援センター