2012年7月18日水曜日

第2回相双地区PSLS/ISLSコースを受講

どーも、やのっちです。

この前の土曜日にISLSというセミナーに行って来ました。

BLS、ACLSのコースとかでは循環器系(不整脈)に焦点が当てられているので、神経系(脳卒中)も初期対応できるようになりましょう!という企画のセミナーです。

開催場所は南相馬市でした。
南相馬に行くと言ったら、東京の知人に「人住んでるの?」と聞かれましたが、もちろんです!プンスカ
相双地区のISLSコースは今回で第2回目、月1回くらいのペースで行われる予定なのだそうです。
前回は数十人集まって賑やかな会だったそうですが、今回は少人数でアットホームな感じで進められたコースでした。

コースの内容としては、内因性ロード&ゴーの適応の判断や、ECS、GCS、JCSを用いた意識障害の評価、NIHSSを用いた脳卒中(とt-PAの適応の有無)の評価などを学びました。
最後の実技では、救急隊員として病院前評価をおこなったり、医師としていかに速やかにCTによる評価、t-PAによる治療や脳外科への引き継ぎにつなげるかというひと通りの流れを学習しました。
コースの合間にもいろいろと実際に体を動かして評価してみるようなところもあり、頭でわかっていても実際やってみるとなかなか難しいことが多いな、と実感しました。

懇親会で他の受講生(FACEという医学セミナーで知り合いになった医大の学生さんに再会しました!)や講師の先生といろんなお話ができたのも楽しかったです。
講師のH先生は相双地区に人を呼んで、ささやかながらも復興に役立ちたい!というコンセプトでISLSのコースを開催していらっしゃって、その静かで熱い思いに感銘を受けました。

ISLSコースの開催を支えて下さったスタッフの皆さん、ありがとうございました。
僕もまた参加してファシリテーターを目指したいと思います。

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最近フットワークを軽くすることを大切にしています(メールの返信は遅いですが…)。
実際に足を運んで面と向かって話をすることでわかることってたくさんあると思います。

時には、行ってみたら何となく居心地が悪く(特に、既存の人間関係の枠の中から「外なる者」としての扱いを受けと惨めなきもちになりますよね…)て空振りのこともありますが、僕にとってはそれ以上に思いがけない人との出会いに恵まれたときの喜びが大きいです。
だからいろんなところに顔出すようになったんでしょうね、きっと。

南相馬まで行っただけの価値のあった(というよりそれ以上の)1日でした。


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