2013年9月21日土曜日

英会話in長崎

どーも、やのっちです。

ここ1ヶ月、研修医交換プログラムで長崎にいます。
長崎よいとこ一度はおいで。街に面白みがありますね。
結局、通勤途中にある「必殺カット」という名前の美容室(理髪店?)に行かずに長崎研修を終えそうなことが残念ででなりません。
でもおかげで必殺されずに無事帰れそうです(?)。

さて、長崎大学病院は田舎(失礼!)の大学病院にしては研修医の数が多くてびっくりです。60人くらいいてすごい。研修医室は圧巻ですよ。研修医室の隣がシミュレーションセンター、申し込みしたら誰でも使えるのです。マネキンや内視鏡デモ機、「点滴とらせまっせ腕」(命名:やのっち)など、充実してます。あと研修医室と同じ階にリハビリセンターがあって、夜間は自由にエアロバイクとかダンベルとか使ってOKな感じになっています。研修医用のちょっとした勉強スペースと共用の教科書が研修医室とつながっていて便利。

そして! 週に1回研修医向けの英会話のレッスンがあります。
ネイティブの先生が少人数レッスンで教えてくださる感じです。

この英会話レッスン、やのっちも受けてるんですけど、面白いんですよね。
この前はiPS細胞から作られた牛肉の組織でハンバーガーを作った、という話題についてリスング・音読し、どう思うかディスカッションしました。

以下備忘録を兼ねて英会話レッスンの内容のシェアを!

みんなから出てきた主な視点は、
・生き物の命をいただくという感覚を巡る倫理的問題
・宗教的規律から食肉できなかった人たちの食の選択肢が広がるという宗教的視点
・肉の味の均質化という食文化の豊かさ・多様性の問題
・未知の病原体を拡散する可能性があるのではという公衆衛生的な問題
・新興国の肉の需要拡大に対応できるという社会・経済的側面
・放牧による自然の荒廃を食い止めるという、地球環境に関する側面
などでした。
英語で話すと、思考のモードも英語になるから面白いですね。
日本語脳が圧倒的に優位なやのっちは、自分の言っている意見が上っ面すぎてなんだか恥ずかしかったです。もっと勉強せねば。

言おうと思ってなかなか出てこなかった語句は
放牧:grazing
イスラム教徒が食べていい(もの):Halal
(家畜などを)食用にするために殺す:kill for food

初めて知った語句は
Kasher:ユダヤ教徒が食べていい(もの)
desertification:砂漠化
patty:(主にハンバーガーに入っている)ハンバーグ部分

でした。

やっぱり振り返ることって大事ですね。
流れていく経験の雲を、底に落とし込んでいく感じがしていいです。
情緒的にも安定する気がするのは僕だけでしょうか。

最後に英語の先生に、長崎にいるうちにレモンとんこつラーメンを食べにいくように言われました。どんな味なんだろう?

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