どーも、やのっちです。
先日、洗剤を入れずに洗濯してしまって、「あっ、でも意外に大丈夫かも!」と思って干してみたら部屋干し臭が統計学的有意差をもって(?)上昇しました。
全速力で洗いなおしました(笑)
さて、NEJMにHeyde症候群という病気のことが載っていて面白そうだったので読んでみました。
・Heyde症候群:1958年にgeneral practitionerであるE. C. Heyde氏が提唱した概念で、「石灰化による大動脈弁狭窄症(AS)と消化管出血の合併」である。
・von Willebrand因子は血漿中では20-40個のモノマーが重合して多量体を作っているんだけど、この重合の機能が阻害されると分子量の小さい多量体しかできなくなって出血しやすくなる。
・骨髄腫やMGUSではvon Willebrand因子の重合に関わる遺伝子の機能不全が後天的に起こるらしい。
・でもASは悪性腫瘍でもなんでもないから、遺伝子の機能欠損とか起きないでしょ。ぷんぷん
・実は、ASのジェット血流の勢いでvon Willebrand因子の普通サイズの多量体(20-40量体)の畳み込みがほどかれる。
→ADAMTS13という酵素がくっつくスペースができる。
→ADAMTS13がvon Willebrand因子の多量体を特定の場所で切断する。
→小さいサイズの多量体になっちゃう
→止血イマイチ
→消化管から出血しやすくなる。
・というようなことは2007年くらいになって初めてわかったのだそうですよ。
へぇへぇへぇ…
明日から使えるムダ知識でした。(?)
皆さんおやすみなさい。
2012年11月28日水曜日
2012年11月27日火曜日
忙中閑有
どーも、やのっちです。
とんでもなくご無沙汰してしまいました。
すっかりおでんの季節ですね~
現在、太田西ノ内病院で研修中です。
この2ヶ月、場所も雰囲気も変わって慣れない面もあり、失敗ばっかりの日々でした。
同期の研修医が仕事をバリバリこなしていくのを横目で眺めながら、自分が落ちこぼれていく感覚に襲われて、
手技に失敗する→積極的になれなくなる→チャンスが減る→手技がうまくならない
という負のスパイラルにはまりこんでいました。
失敗する→(いちいち落ち込んでる場合じゃないことはわかっているものの)一喜一憂する→周りから心配される→プレッシャーを感じる→次はちゃんとしないと、と思って緊張する
っていうのもありますね。
でも、こんな扱いにくいダメダメ研修医に対しても、指導の先生方、同期・先輩の研修医の皆さん、看護師さん、技師さんなどなど、本当に暖かく接してくださって、なんとなく少しずついい方向に歯車が周りはじめた気がします。
何より週末参加したFACEという勉強会でいろんな人に久しぶりに会えてリフレッシュできたのが大きいかな~、人に会うことってエネルギーを消耗することもあるけど、エネルギーをもらうことも多いですよね。
ブログを応援してくださっている皆さんも心の支えになっています。
本当にいつもありがとうございます。
これからも雑多な内容を書き綴って行きたいと思います。
よろしくお願いいたします。
まとまりのない内容ですが、とりあえず復活宣言です。
ではまた~
とんでもなくご無沙汰してしまいました。
すっかりおでんの季節ですね~
現在、太田西ノ内病院で研修中です。
この2ヶ月、場所も雰囲気も変わって慣れない面もあり、失敗ばっかりの日々でした。
同期の研修医が仕事をバリバリこなしていくのを横目で眺めながら、自分が落ちこぼれていく感覚に襲われて、
手技に失敗する→積極的になれなくなる→チャンスが減る→手技がうまくならない
という負のスパイラルにはまりこんでいました。
失敗する→(いちいち落ち込んでる場合じゃないことはわかっているものの)一喜一憂する→周りから心配される→プレッシャーを感じる→次はちゃんとしないと、と思って緊張する
っていうのもありますね。
でも、こんな扱いにくいダメダメ研修医に対しても、指導の先生方、同期・先輩の研修医の皆さん、看護師さん、技師さんなどなど、本当に暖かく接してくださって、なんとなく少しずついい方向に歯車が周りはじめた気がします。
何より週末参加したFACEという勉強会でいろんな人に久しぶりに会えてリフレッシュできたのが大きいかな~、人に会うことってエネルギーを消耗することもあるけど、エネルギーをもらうことも多いですよね。
ブログを応援してくださっている皆さんも心の支えになっています。
本当にいつもありがとうございます。
これからも雑多な内容を書き綴って行きたいと思います。
よろしくお願いいたします。
まとまりのない内容ですが、とりあえず復活宣言です。
ではまた~
2012年10月8日月曜日
麻酔科研修スタート!
どーも、やのっちです。
麻酔科の研修がスタートしました。麻酔科といっても、救急科兼務なので慣れるのが大変ですが。
麻酔って薬たくさん使うし、なんだか何をやっているのかよくわからなかったのですが、先日O先生と一緒に麻酔当番だったときに先生が丁寧に教えて下さってかなり頭の中が整理されました!
で、せっかくなので挿管までの流れをフローチャート化したものを貼っておきます。
一例に過ぎないので、ご参考までに&利用は自己責任でお願いいたします。
麻酔科の研修がスタートしました。麻酔科といっても、救急科兼務なので慣れるのが大変ですが。
麻酔って薬たくさん使うし、なんだか何をやっているのかよくわからなかったのですが、先日O先生と一緒に麻酔当番だったときに先生が丁寧に教えて下さってかなり頭の中が整理されました!
で、せっかくなので挿管までの流れをフローチャート化したものを貼っておきます。
一例に過ぎないので、ご参考までに&利用は自己責任でお願いいたします。
2012年9月30日日曜日
県立会津での研修終了!
ご無沙汰しております。やのっちです。
9月は、漢方内科と内科のハイブリッドのような形で研修させていただき、非常に刺激的な1ヶ月間でした。
漢方薬を実際に処方するレベルにはまだまだ達しませんでしたが、漢方内科的なものの見方や考え方の基礎を勉強できて視野が広がったように思います。
そして、9月末をもって県立会津総合病院での3ヶ月の研修が終わりました。
最初から最後まで本当にたくさんの方にお世話になりっぱなしでした。
病院に研修医が1人しかいない状況と、僕が内科を回るのが初めてだったということ、複数の科の患者を同時に受け持つというシステムなど、いろいろな条件が重なったこともあり「もっとこうしておけばよかったなぁ」と思うことが多いです。
でも、たくさんのことを教えていただき、少しなりとも成長できた気がします。
終わってみるとあっという間でしたが、飲み会で先生方や看護師さん・薬剤師さん・栄養士さんたちといろいろお話したこと、会津まつりで盆踊りを踊ったこと、エコーや内視鏡を初歩の初歩から教えていただいたこと、腹水穿刺をしたこと、内視鏡の被験者になったこと、FACEや診断推論セミナーで発表したこと、沖縄・和歌山・東京・仙台などあちこちのセミナーに参加したことなどなど、密度の濃い3ヶ月でした。
会津という土地柄も好きでした。
週末、若松市内でゆっくりできる時には、七日町を散策して渋川問屋でご飯を食べたり、御薬園をみて回ったりして過ごしました。
古い城下町であり、歴史の要所の一つでもあり、文化的なレベルの高さを随所に感じる街でした。お城で行われる能楽は無料公開されていました(僕はセミナーと日程が重なって行けませんでしたが)。
大内宿や東山温泉、さざえ堂は未踏の地です。今後ぜひ。
小ネタ2つ。
①送別会の乾杯の音頭で某先生に、「やのっち先生なら佐川男子になれる!」と言われました。爽やかさ(?)を褒めてくださった部分は嬉しかったのですが…。
②別の送別会で、Sさんに「やのっち先生は柔道とかやったらいいと思いますよ」と言われ、「えっ、どうしてですか?」とお聞きしたら、「足が短くて腰が低いからです。大外刈とかいいですね」と言われました。自分でも薄々勘づいてはいたのですが…。ちなみに僕はスポーツは全然ダメです。
研修担当のM先生を始め、各科の先生方、看護師さん、薬剤師さん、栄養士さん、事務の皆さん、その他のスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
10月からは東北のウィーン・郡山市で研修します!
これからの半年は、病院の給与システムの関係で当直代が出なくなる上、原則どおり医大病院の基本給のままなので、福島県内の研修医のなかで最も薄給になります(涙)。
したがって、福島の家は引き払うことにしました。
したがって、引越し大変です。
会津を出発して、福島で荷物を積んで郡山に運んで会津に戻ってくるというのを何往復かしました。
夜中2時くらいにまだ電気の点かないアパートにダンボールを運び入れたりしてるので、完全に不審者の様相を呈しています。
不審ですが、不審者ではありませんので、ご理解ください(笑)。
(10月8日現在、引越し自体は終了しましたが、部屋の中は相当散らかっています。
六角レンチがないのでベッドがグラグラしています(←おいっ)。でも寝れます。
生きてるって幸せ~(←?))
ではまた~
9月は、漢方内科と内科のハイブリッドのような形で研修させていただき、非常に刺激的な1ヶ月間でした。
漢方薬を実際に処方するレベルにはまだまだ達しませんでしたが、漢方内科的なものの見方や考え方の基礎を勉強できて視野が広がったように思います。
そして、9月末をもって県立会津総合病院での3ヶ月の研修が終わりました。
最初から最後まで本当にたくさんの方にお世話になりっぱなしでした。
病院に研修医が1人しかいない状況と、僕が内科を回るのが初めてだったということ、複数の科の患者を同時に受け持つというシステムなど、いろいろな条件が重なったこともあり「もっとこうしておけばよかったなぁ」と思うことが多いです。
でも、たくさんのことを教えていただき、少しなりとも成長できた気がします。
終わってみるとあっという間でしたが、飲み会で先生方や看護師さん・薬剤師さん・栄養士さんたちといろいろお話したこと、会津まつりで盆踊りを踊ったこと、エコーや内視鏡を初歩の初歩から教えていただいたこと、腹水穿刺をしたこと、内視鏡の被験者になったこと、FACEや診断推論セミナーで発表したこと、沖縄・和歌山・東京・仙台などあちこちのセミナーに参加したことなどなど、密度の濃い3ヶ月でした。
会津という土地柄も好きでした。
週末、若松市内でゆっくりできる時には、七日町を散策して渋川問屋でご飯を食べたり、御薬園をみて回ったりして過ごしました。
古い城下町であり、歴史の要所の一つでもあり、文化的なレベルの高さを随所に感じる街でした。お城で行われる能楽は無料公開されていました(僕はセミナーと日程が重なって行けませんでしたが)。
大内宿や東山温泉、さざえ堂は未踏の地です。今後ぜひ。
小ネタ2つ。
①送別会の乾杯の音頭で某先生に、「やのっち先生なら佐川男子になれる!」と言われました。爽やかさ(?)を褒めてくださった部分は嬉しかったのですが…。
②別の送別会で、Sさんに「やのっち先生は柔道とかやったらいいと思いますよ」と言われ、「えっ、どうしてですか?」とお聞きしたら、「足が短くて腰が低いからです。大外刈とかいいですね」と言われました。自分でも薄々勘づいてはいたのですが…。ちなみに僕はスポーツは全然ダメです。
研修担当のM先生を始め、各科の先生方、看護師さん、薬剤師さん、栄養士さん、事務の皆さん、その他のスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
10月からは東北のウィーン・郡山市で研修します!
これからの半年は、病院の給与システムの関係で当直代が出なくなる上、原則どおり医大病院の基本給のままなので、福島県内の研修医のなかで最も薄給になります(涙)。
したがって、福島の家は引き払うことにしました。
したがって、引越し大変です。
会津を出発して、福島で荷物を積んで郡山に運んで会津に戻ってくるというのを何往復かしました。
夜中2時くらいにまだ電気の点かないアパートにダンボールを運び入れたりしてるので、完全に不審者の様相を呈しています。
不審ですが、不審者ではありませんので、ご理解ください(笑)。
(10月8日現在、引越し自体は終了しましたが、部屋の中は相当散らかっています。
六角レンチがないのでベッドがグラグラしています(←おいっ)。でも寝れます。
生きてるって幸せ~(←?))
ではまた~
2012年9月2日日曜日
顕微鏡で見えたものをiPhoneで撮影する方法!
どーも、やのっちです。
むふーん(鼻息)、発見しました!
顕微鏡でみたグラム染色の像をiPhoneで撮影する方法を編み出しました!!
というかただ普通に撮るだけなのですが…。僕にとっては長年(?)の謎だったんです。
(FACEににいらっしゃったS先生、名古屋のY先生、IDATENサマーセミナーで同じ班になった先生などなど、)いろんな方から
「顕微鏡で見えるものは普通にデジカメに写りますよ。接眼レンズのところにカメラを持っていくだけです。」
と言われはするものの、いざ自分でやってみようとすると一向に写る気配がないので、いちいち検査室の血算のブースに行って、「さーせん、オレの可愛いおれうすちゃんの写真撮らせてください!」とかなんとか言って(一度たりとも言ったことはありませんが。笑)大きな機械を使って写真を撮っていました。
ところが!ところがですよ、むふーん。(←しつこい)
金曜日、17時過ぎてグラム染色する機会があって、誰もいない検査室で1人もくもくとグラム染色の写真を撮っていた時のこと。
IDATENサマーセミナーで同じ班になった先生(名前忘れてすみません汗)の一言をふと思い出したんです。
「眼底を見るときと同じ要領ですよ。」って。
そうか、じゃちょっとやってみるか(僕は眼底ちゃんと見れる訳ではありませんが)。と思って30分ばかし粘ってみたら思いの外キレイな写真が撮れました!
ちょっと、走り書きで申し訳ないですが、文字とイラストでご説明します。
っていうか、iPhone便利ですよねー。
もっと上手に撮影する方法ご存知の方は教えてください。
ではまたー。
むふーん(鼻息)、発見しました!
顕微鏡でみたグラム染色の像をiPhoneで撮影する方法を編み出しました!!
というかただ普通に撮るだけなのですが…。僕にとっては長年(?)の謎だったんです。
(FACEににいらっしゃったS先生、名古屋のY先生、IDATENサマーセミナーで同じ班になった先生などなど、)いろんな方から
「顕微鏡で見えるものは普通にデジカメに写りますよ。接眼レンズのところにカメラを持っていくだけです。」
と言われはするものの、いざ自分でやってみようとすると一向に写る気配がないので、いちいち検査室の血算のブースに行って、「さーせん、オレの可愛いおれうすちゃんの写真撮らせてください!」とかなんとか言って(一度たりとも言ったことはありませんが。笑)大きな機械を使って写真を撮っていました。
ところが!ところがですよ、むふーん。(←しつこい)
金曜日、17時過ぎてグラム染色する機会があって、誰もいない検査室で1人もくもくとグラム染色の写真を撮っていた時のこと。
IDATENサマーセミナーで同じ班になった先生(名前忘れてすみません汗)の一言をふと思い出したんです。
「眼底を見るときと同じ要領ですよ。」って。
そうか、じゃちょっとやってみるか(僕は眼底ちゃんと見れる訳ではありませんが)。と思って30分ばかし粘ってみたら思いの外キレイな写真が撮れました!
ちょっと、走り書きで申し訳ないですが、文字とイラストでご説明します。
|
どうですか、この丸いことと言ったら。 この世をば 我が世とぞおもふ グラム染色の 欠けたることも なしとおもへば |
っていうか、iPhone便利ですよねー。
もっと上手に撮影する方法ご存知の方は教えてください。
ではまたー。
8月のまとめ
やのっちです。
8月は全然ブログ更新しなくてごめんなさい。
8月を振り返ってみると、
8月第1週 夏風邪をひく→福島市のわらじ祭り見物
8月第2週 月曜日に内視鏡室で迷走神経反射→4時間くらい外来のベッドで横に。夏休みを頂いて、金曜日からIDATENセミナー参加のため和歌山へ。
8月第3週 漢方の勉強会に参加するために千葉へ。→週末はPIPC参加のため仙台へ。
8月第4週 第12回FACEの発表ためのスライド作り→週末はFACE磐梯熱海へ。
8月第5週 FACEのため寝不足スタートだけどわりと平和?→週末!と思ったら、気がつけばはや9月。
ということで会津ライフを満喫する予定だったのに、週末はわりと会津にいないパターンが続いています。今日は早くいろいろ終わらせて七日町に繰り出さねば。
8月のことはマイペースに、思い出しバイアス満載で綴っていこうと思いますのでよろしくお願いいたします(?)。
8月は全然ブログ更新しなくてごめんなさい。
8月を振り返ってみると、
8月第1週 夏風邪をひく→福島市のわらじ祭り見物
8月第2週 月曜日に内視鏡室で迷走神経反射→4時間くらい外来のベッドで横に。夏休みを頂いて、金曜日からIDATENセミナー参加のため和歌山へ。
8月第3週 漢方の勉強会に参加するために千葉へ。→週末はPIPC参加のため仙台へ。
8月第4週 第12回FACEの発表ためのスライド作り→週末はFACE磐梯熱海へ。
8月第5週 FACEのため寝不足スタートだけどわりと平和?→週末!と思ったら、気がつけばはや9月。
ということで会津ライフを満喫する予定だったのに、週末はわりと会津にいないパターンが続いています。今日は早くいろいろ終わらせて七日町に繰り出さねば。
8月のことはマイペースに、思い出しバイアス満載で綴っていこうと思いますのでよろしくお願いいたします(?)。
2012年8月4日土曜日
ERアップデートに参加
どーも、福島県立医科大学附属病院の1年目研修医一同です。
(みんなが感想を書き終わるのを待って公開しようと思っていたら、1ヶ月以上経ってしまったので、とりあえず公開します。適宜コメント追加するかもしれないししないかもしれませんが、追加したらお知らせしますね。)
もう1ヶ月以上も前(7月6-8日)の話になりつつありますが、6人全員でERアップデートというセミナーに参加してきましたよー。
南国沖縄で豪華な講師陣の講義を受けたり、ワークショップに参加したりと、勉強になった3日間でしたね。
講義の合間を縫って行った美ら海水族館は、いい思い出になりました~
では、参加した感想です↓
(やのっち)
どーも、やのっちです。
沖縄行きということで、数年間避けてきた飛行機に乗る機会がやって来ました。
沖縄…学生時代なら、「オレ、おカネ浮かすためにフェリーで行くね!」っていう手も使えたのに。
時間的な制約により今回は飛行機に乗らざるを得ませんでした。ああ
なんでそんなに嫌がるのかって?
それは、耳が痛くなるからなんです。
そもそもが草津温泉ですら高度差で耳が痛くなる体質なので、飛行機たるやもってのほか。
ダメなんです。
離陸時も着陸時も、めりめりっ、という音とともに「ああっ、鼓膜がっ、鼓膜が~~」というカンジになります(註:極度の不快感および疼痛です、誤解の無いよう)。
ひどいときはフライトアテンダントさんに話しかけられるだけでも嫌なのでずっと狸寝入りしています(←社会人の行動としてどうなのか)。
離陸時・着陸時ともに耳抜きや唾飲みを繰り返すと若干症状が軽減するのですが、30分くらい唾を飲み込み続けるのも結構辛いです(涙)。
近傍の神経の関連痛(?)か何かよくわからないけど、下顎~舌のあたりもじーんと痛くて、感覚も変なんです(歯医者さんの麻酔かけたときの感じ)。
食べ物も半分くらい味わかんないし、なんだか飛行機に乗っただけで気分はブルーになってしまいました。
でもね。そんな不快感も吹っ飛ぶくらい楽しい研修だったんです。
どのくらい楽しかったかは続きをお読みください。
(あっちゃん)
恵みある、とても楽しい3日間でした。
研修であると同時に、旅でした。
全国からたくさんの研修医が集まる研修は、私にとっては初めての場で、緊張しました
が、それでも沖縄の柔らかい空気や、よく工夫され準備された設定の中で、のびのびと学
ぶことができたように思います。
2日目の朝から行われた酸塩基平衡の講義では、alkaremia大陸とacidemia大陸の間をすす
む一艘の船に、自分の体・人の体を重ね合わせる想像をしました。海の近くでそれは、な
んだか嬉しいことでした。
ワークショップでは、初めて出会った人とグループを組み、協力しあって学んだり、話し
合うことができて新鮮でした。
そして何よりこの3日間、講義やワークショップの「間」の時間、移動の時間、一緒に行
った皆と過ごせたことは、私にとって幸せなことでした。いろいろなやり取りをし、新た
に知り合えたような気がします。
沖縄では、那覇空港か会場のホテルのある残波岬まで距離があったこともあり、レンタカ
ーを借りて皆で移動。2日目は朝のプログラム終了後から夕方のプログラム開始までの時
間、その車で美ら海水族館に行きました。
有名なジンベイザメや南の海の魚達は、大きな大きな水槽をゆったりと泳いでいて、目の
前に違う時の流れ方を見ているようでした。
その夜は、6人と、同じ県立医大から参加されていた3年目の先生お2人とで、近くに飲
みに行きました。そのあとに、皆で花火とスイカを持って海辺に行きました。風の強い夜
で、花火はなかなかつかなくて、線香花火はあっという間に終わりました。
空には星が、よく見えました。福島からの星空と沖縄からの星空は、やっぱり違います。
当たり前の事なのですが、改めて体験してみると印象深いことでした。宇宙と地球の規模
で考えると福島と沖縄の距離はわずかですが、それでも、立つ場所によって見え方が違う
ということを、曲がりなりにも研修医になり、社会人として働くようになって感じていた
ので、象徴的な体験だったのかもしれません。
全く書ききれませんが、とても楽しく充実した、体が軽く感じられるような時間でし
た。一緒に行った皆様、機会を与えてくださった先生、医療人育成支援センターの方
々、本当にありがとうございました。
(みんなが感想を書き終わるのを待って公開しようと思っていたら、1ヶ月以上経ってしまったので、とりあえず公開します。適宜コメント追加するかもしれないししないかもしれませんが、追加したらお知らせしますね。)
もう1ヶ月以上も前(7月6-8日)の話になりつつありますが、6人全員でERアップデートというセミナーに参加してきましたよー。
南国沖縄で豪華な講師陣の講義を受けたり、ワークショップに参加したりと、勉強になった3日間でしたね。
講義の合間を縫って行った美ら海水族館は、いい思い出になりました~
では、参加した感想です↓
(やのっち)
どーも、やのっちです。
沖縄行きということで、数年間避けてきた飛行機に乗る機会がやって来ました。
沖縄…学生時代なら、「オレ、おカネ浮かすためにフェリーで行くね!」っていう手も使えたのに。
時間的な制約により今回は飛行機に乗らざるを得ませんでした。ああ
なんでそんなに嫌がるのかって?
それは、耳が痛くなるからなんです。
そもそもが草津温泉ですら高度差で耳が痛くなる体質なので、飛行機たるやもってのほか。
ダメなんです。
離陸時も着陸時も、めりめりっ、という音とともに「ああっ、鼓膜がっ、鼓膜が~~」というカンジになります(註:極度の不快感および疼痛です、誤解の無いよう)。
ひどいときはフライトアテンダントさんに話しかけられるだけでも嫌なのでずっと狸寝入りしています(←社会人の行動としてどうなのか)。
離陸時・着陸時ともに耳抜きや唾飲みを繰り返すと若干症状が軽減するのですが、30分くらい唾を飲み込み続けるのも結構辛いです(涙)。
近傍の神経の関連痛(?)か何かよくわからないけど、下顎~舌のあたりもじーんと痛くて、感覚も変なんです(歯医者さんの麻酔かけたときの感じ)。
食べ物も半分くらい味わかんないし、なんだか飛行機に乗っただけで気分はブルーになってしまいました。
でもね。そんな不快感も吹っ飛ぶくらい楽しい研修だったんです。
どのくらい楽しかったかは続きをお読みください。
(あっちゃん)
恵みある、とても楽しい3日間でした。
研修であると同時に、旅でした。
全国からたくさんの研修医が集まる研修は、私にとっては初めての場で、緊張しました
が、それでも沖縄の柔らかい空気や、よく工夫され準備された設定の中で、のびのびと学
ぶことができたように思います。
2日目の朝から行われた酸塩基平衡の講義では、alkaremia大陸とacidemia大陸の間をすす
む一艘の船に、自分の体・人の体を重ね合わせる想像をしました。海の近くでそれは、な
んだか嬉しいことでした。
ワークショップでは、初めて出会った人とグループを組み、協力しあって学んだり、話し
合うことができて新鮮でした。
そして何よりこの3日間、講義やワークショップの「間」の時間、移動の時間、一緒に行
った皆と過ごせたことは、私にとって幸せなことでした。いろいろなやり取りをし、新た
に知り合えたような気がします。
沖縄では、那覇空港か会場のホテルのある残波岬まで距離があったこともあり、レンタカ
ーを借りて皆で移動。2日目は朝のプログラム終了後から夕方のプログラム開始までの時
間、その車で美ら海水族館に行きました。
有名なジンベイザメや南の海の魚達は、大きな大きな水槽をゆったりと泳いでいて、目の
前に違う時の流れ方を見ているようでした。
その夜は、6人と、同じ県立医大から参加されていた3年目の先生お2人とで、近くに飲
みに行きました。そのあとに、皆で花火とスイカを持って海辺に行きました。風の強い夜
で、花火はなかなかつかなくて、線香花火はあっという間に終わりました。
空には星が、よく見えました。福島からの星空と沖縄からの星空は、やっぱり違います。
当たり前の事なのですが、改めて体験してみると印象深いことでした。宇宙と地球の規模
で考えると福島と沖縄の距離はわずかですが、それでも、立つ場所によって見え方が違う
ということを、曲がりなりにも研修医になり、社会人として働くようになって感じていた
ので、象徴的な体験だったのかもしれません。
全く書ききれませんが、とても楽しく充実した、体が軽く感じられるような時間でし
た。一緒に行った皆様、機会を与えてくださった先生、医療人育成支援センターの方
々、本当にありがとうございました。
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