やのっちです。
東京に行ったときに東大の先端研の所長さんとお会いした関係で、「駒場リサーチキャンパス キャンパス公開」に行って来ました。
詳しくはこちらをクリック。
6月1日、2日(金、土)に開催され、一般に公開されているイベントです。
家族連れも多くて大いに賑わっていました。
かき氷とかも出てたみたいです。
土曜日のお昼の用事が終わったのが15:30くらいで、それからリサーチキャンパスに向かったので、ちょびっとしか行けなかったのですが、40分位で4ブースを回りました。
応用数学から建築まで様々な分野の展示・発表があるようで、目移りしました。
時間があれば、もっといろいろ回れたのですが…。
回った4つのなかで一番面白かったのは、ナノロボットのブースです。
こちらの研究室では、医療への応用をターゲットにしているとのこと。
赤血球の2~3倍くらいの大きさのロボットが赤血球をつかむことができるみたいです。
ロボットの動力は光で、光の屈折によって生じるエネルギーを使っているそうです。
もう一つ、磁力を使ってスクリューを回転させて動力を得るようなナノロボットの構想もあるそうです。
実用化への壁としては、動作の確実性以外に、位置認識の問題や馬力の問題もあるそうですが、血管内からロボットによるアプローチができるようになるなんて、夢のような話ですね。
そのくらい小さいなら、髄液内も泳がせられるかもしれませんし、三半規管の中にも入るかもしれませんよね。
これまでアプローチ不可能だった微細な空間にロボットが入る時代は、とんでもなく未来ではないかもしれませんね。
他にも、医学に関係するところでは輸血製剤が常温長期保存できるようになる研究とか、直接医学に関係しないところでは「量子ドット」などのナノフォトニクスの技術とか、いろいろな展示があり、興味をそそられました。
物理化学系の友人と二人で行ったのですが、見る視点が違うので、楽しく回れました。
科学の進歩はすごいですね。
自分も、医学を勉強するとともに、違う分野のことも横目で見ながら、時代の大きなうねりについていかないとなーと思った土曜日でした。
帰りに渋谷のヒカリエでご飯食べてきました。やっぱ都会はすごいなー。CONRAN SHOPに感動。テンション上がりました。
ピエール・エルメより、サダハル・アオキのほうが断然人気があるのにびっくり。
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