先日、病棟での出来事。
上の先生が滅菌手袋をなさったので、僕がいろいろ介助(?)してたときのことです。
ベッドを指さしながら
「やのっち先生、これあげて~」
とおっしゃったので、機敏な足取りでベッドを回りこみ、向こう側の柵にかかっていたリモコンを手にして、満を持して「ベッドを上げる」のボタンを押しました。
「先生、このくらいでいいですか?」
「…?(ぽかんとした表情)」
「…えっ?」
ベッドを「上げて」ほしかったのではなく、ベッドの上に置いてあった袋を「開けて(あげて)」ほしかったのですね。
語頭以外のか・た行の音が濁音化する傾向があるという福島の方言の特色は十分理解しているつもりでしたが、即座に反応できなかったあたり、まだまだです。
修行します。
これからも様々なトラップが待っていることでしょう。
返信削除随時ご報告を期待しています!
石井先生ありがとうございます、続編も乞うご期待(?)!
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