2013年10月31日木曜日

オフィスとラリー

どーも、やのっちです。

最近、Microsoft Officeを、2013にバージョンアップすべく、今トライアル期間中です。実はこれまでOffice 2003で頑張ってきてたので、フォーム形式の入力(データの集計のときとっても便利ですよ。こちらからどうぞ)とか、フィルターが充実しているとか、大半の人は6年前に感動したであろうことに感動しています。


昨日メディカルラリーの話になったので少しその話を。
10月13日に八戸市民病院で行われたメディカルラリーに行ってきました。
これがまた面白いんですよ。
ラリーなので、決められた時間・場所に出向くと、ある状況を想定したお芝居(シミュレーション)が始まります。これがとても迫真の演技ですごいんですが。

通常の救急室を想定したブースはむしろ少なくて、ドクターカーで災害現場に行った想定だったり、プライベートで観光に来ている設定だったりして、医療資源の限られた中でどのような診療を組み立てられるかという戦略的な(大局的な)視点と、いつもは看護師さんに任せて自分ではやってないようなこと(挿管の介助とか、バッグバルブマスクの組み立てとか)を理解・実施できるかという戦術的な(緻密な)視点が求められました。

これを研修医3人のチームでやるんですが、僕は知識も判断力もいまいちで課題が山積みであることを実感しました。でも、それでも気の知れた友達と一緒に困難な状況を乗り越えていく感じが面白くてかなり楽しめました。

災害医療(多数傷病者)のブースを最高得点で通過するという記録を含め、総合順位は22チーム中6位というすばらしい記録を残せました。1年目チームも奮闘してくれました。

研修医教育って、内容も量も本当にばらばらで、今のシステムは自分で研修病院を選べるだけに「本当に自分の研修は意味のあるものなのだろうか」という不安が付いて回るのも事実です。でも今回のラリーを通じて、自分たちが福島医大でやってきた研修が、すくなくともある程度意味のあるものだったということが実感できて嬉しかったです(3位入賞したチームのメンバーも同様のことをおっしゃっていました)。


日々の雑事に気をとられていると自分自身は何も変わらないままあてもなく流されて行ってしまっているような感覚に陥りますが、少し周りを見渡すと新たな視座が切り開ける気がします。
なーんてね。笑

ではでは。

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