どーも、やのっちです。
最近、Microsoft Officeを、2013にバージョンアップすべく、今トライアル期間中です。実はこれまでOffice 2003で頑張ってきてたので、フォーム形式の入力(データの集計のときとっても便利ですよ。こちらからどうぞ)とか、フィルターが充実しているとか、大半の人は6年前に感動したであろうことに感動しています。
昨日メディカルラリーの話になったので少しその話を。
10月13日に八戸市民病院で行われたメディカルラリーに行ってきました。
これがまた面白いんですよ。
ラリーなので、決められた時間・場所に出向くと、ある状況を想定したお芝居(シミュレーション)が始まります。これがとても迫真の演技ですごいんですが。
通常の救急室を想定したブースはむしろ少なくて、ドクターカーで災害現場に行った想定だったり、プライベートで観光に来ている設定だったりして、医療資源の限られた中でどのような診療を組み立てられるかという戦略的な(大局的な)視点と、いつもは看護師さんに任せて自分ではやってないようなこと(挿管の介助とか、バッグバルブマスクの組み立てとか)を理解・実施できるかという戦術的な(緻密な)視点が求められました。
これを研修医3人のチームでやるんですが、僕は知識も判断力もいまいちで課題が山積みであることを実感しました。でも、それでも気の知れた友達と一緒に困難な状況を乗り越えていく感じが面白くてかなり楽しめました。
災害医療(多数傷病者)のブースを最高得点で通過するという記録を含め、総合順位は22チーム中6位というすばらしい記録を残せました。1年目チームも奮闘してくれました。
研修医教育って、内容も量も本当にばらばらで、今のシステムは自分で研修病院を選べるだけに「本当に自分の研修は意味のあるものなのだろうか」という不安が付いて回るのも事実です。でも今回のラリーを通じて、自分たちが福島医大でやってきた研修が、すくなくともある程度意味のあるものだったということが実感できて嬉しかったです(3位入賞したチームのメンバーも同様のことをおっしゃっていました)。
日々の雑事に気をとられていると自分自身は何も変わらないままあてもなく流されて行ってしまっているような感覚に陥りますが、少し周りを見渡すと新たな視座が切り開ける気がします。
なーんてね。笑
ではでは。
2013年10月31日木曜日
2013年10月30日水曜日
散髪と救急対応
どーも、やのっちです。
先日髪を切りました。否、切られました、というか、切らせました。(このくだりはこちらを参照してください。笑)
初めて行ったところなので若干緊張しました。不思議系の女性が1人でされていて、共通の話題とかあんまりなさそうかなー、と思うが早いか、すでに彼女はテレビのリモコンを手にしており、N○Kのクイズ百○力にチャンネルを合わせていました。
…こ、こやつ、 …できる!!
試合開始30秒以内にすでに共通の話題を見つける労力よりも、なんとなくテレビの音が流れていることで気まずい感じがまぎれる効果の方をとるという判断力、そして下手に途中でテレビをつけようとしても適当なタイミングがあまりないことを熟知している経験値に舌を巻きました。
(註:テレビは待ち合いコーナーにあるので、髪を切られている(切らせている)客からは角度的にあまり見えません)
まあ、話さないでいいならこっちも楽でたすかるなーと思っていた矢先…
…来ました、不意打ちが!!
不思議さん「`*+@#%$&…。」
やのっち「…(えっ、えー?なになに、なんか割と耳元で小声でなんか言ってるけど聞こえないよー困)」
不「…はどうかな?」
や「…(えっ、なになに、なんでいきなりタメ口なの?何て言ってるのーーー?)」
不「うん、Aの昭和塔(しょうわとう)!」
ざっぱ〜〜〜〜ん!!!んぐわぁーーー、どぅおおおおおおお!!
また空耳パターンきたーーー。
この人、クイズ(東京タワーの名称の一般公募で1位だったのは何か)の答え考えてたんだ、「…昭和塔かな?」って言ってたのね。
っていうか、声でてますよー。頭の中でやってくださいね、お客さんいるからね。
びっくりしたわー。
でも、こういう「完成度高すぎない」クオリティが大好きなやのっちはまた同じところに行く気がします。笑
(ちなみに、最後に「このもみあげは仕方ないね。」と言われました。)
さて、やのっちは先日八戸市民病院で行われた研修医メディカルラリー(めちゃくちゃ楽しかったです!、というか髪切った(切らせた)話よりそっちをブログに書け、という気もしますが…)に参加して、プロフェッショナルとしての経験値の低さを強烈に体感したので、ニンテンドー○Sを買って「てきぱ○救急対応」というゲームをやってみることにしました(若干考えが浅はかめな感じは否めませんが…笑)。「利用できるものは利用する!」がモットーのやのっちですから!(完全にテキトーです)
なんだかこの文章も「完成度高すぎない」感じに仕上がっていい感じですね(←おいっ!!)。
読んでいただいているみなさん、本当にありがとうございます。
きっと今後もこのくらいのクオリティでだらだらつづいていくと思いますが、よろしくお願いします。
ではでは。
先日髪を切りました。否、切られました、というか、切らせました。(このくだりはこちらを参照してください。笑)
初めて行ったところなので若干緊張しました。不思議系の女性が1人でされていて、共通の話題とかあんまりなさそうかなー、と思うが早いか、すでに彼女はテレビのリモコンを手にしており、N○Kのクイズ百○力にチャンネルを合わせていました。
…こ、こやつ、 …できる!!
試合開始30秒以内にすでに共通の話題を見つける労力よりも、なんとなくテレビの音が流れていることで気まずい感じがまぎれる効果の方をとるという判断力、そして下手に途中でテレビをつけようとしても適当なタイミングがあまりないことを熟知している経験値に舌を巻きました。
(註:テレビは待ち合いコーナーにあるので、髪を切られている(切らせている)客からは角度的にあまり見えません)
まあ、話さないでいいならこっちも楽でたすかるなーと思っていた矢先…
…来ました、不意打ちが!!
不思議さん「`*+@#%$&…。」
やのっち「…(えっ、えー?なになに、なんか割と耳元で小声でなんか言ってるけど聞こえないよー困)」
不「…はどうかな?」
や「…(えっ、なになに、なんでいきなりタメ口なの?何て言ってるのーーー?)」
不「うん、Aの昭和塔(しょうわとう)!」
ざっぱ〜〜〜〜ん!!!んぐわぁーーー、どぅおおおおおおお!!
また空耳パターンきたーーー。
この人、クイズ(東京タワーの名称の一般公募で1位だったのは何か)の答え考えてたんだ、「…昭和塔かな?」って言ってたのね。
っていうか、声でてますよー。頭の中でやってくださいね、お客さんいるからね。
びっくりしたわー。
でも、こういう「完成度高すぎない」クオリティが大好きなやのっちはまた同じところに行く気がします。笑
(ちなみに、最後に「このもみあげは仕方ないね。」と言われました。)
さて、やのっちは先日八戸市民病院で行われた研修医メディカルラリー(めちゃくちゃ楽しかったです!、というか髪切った(切らせた)話よりそっちをブログに書け、という気もしますが…)に参加して、プロフェッショナルとしての経験値の低さを強烈に体感したので、ニンテンドー○Sを買って「てきぱ○救急対応」というゲームをやってみることにしました(若干考えが浅はかめな感じは否めませんが…笑)。「利用できるものは利用する!」がモットーのやのっちですから!(完全にテキトーです)
なんだかこの文章も「完成度高すぎない」感じに仕上がっていい感じですね(←おいっ!!)。
読んでいただいているみなさん、本当にありがとうございます。
きっと今後もこのくらいのクオリティでだらだらつづいていくと思いますが、よろしくお願いします。
ではでは。
2013年10月29日火曜日
着眼点と否認
どーも、やのっちです。
昔から、着眼点が偏っているという指摘をよく受けます。
昨日の会話から。
指導医「なんか今日はV(人名)さん元気ないよね。」
研修医W 「そうですね、担当している患者さんのことで何か悩んでいるような感じなのですが…」
やのっち「えっ、誰の話ですか?」
指「Vさんだよ、やのっち先生気づかなかった?」
や「えっ、1ミリたりとも気づきませんでしたけども。」
W「僕は「おはよう」って言った一言めから様子がおかしいって気づきましたよ。」
や「えっ、僕話したとき全く普通でしたけど。」
指+W「むしろ気づかなかったことに驚きだよ!やのっち先生は精神科には向かないね。」
や「いやいや、深読みし過ぎですって。(自信満々)」
その後、やっぱりVさんはいつも通りだけどな、と思っていると…
指「Vさん、朝ちょっと元気なかった?」
や「!?」
V「え、ええ…。そうかも知れません。」
や「!!!、む、むひょひょーー。それ、自分で肯定したーーーっていうことは、割と自覚的にも落ち込んでいた感じですかーーー。ぬおおおお、恥っずかしー。恥ずかしすぎて穴があったら入りたい、で思い出したけど封神演技の土行孫の件は面白かったなー(穴掘りの達人が、幼馴染の女傑の王と敵味方として戦い、結ばれるというお話です)」
と、最後の台詞は口に出してはいませんが、そんな感じでした(?、まとめ方が雑)。
精神科医というか、なにか人間として比較的ダメな気がするのですが、大丈夫でしょうか、僕。(折しも、太宰の「人間失格」を読んでいますが、読むとやるせない気持ちになりますね。)
夜の勉強会では緩和医療の考え方についての講義を受けました。
患者さん・ご家族が怒りをあらわにしたりすることは、トラブルとして嫌厭されがちだけど、実際はキューブラー・ロスの5段階(「否認→怒り→取引→抑うつ→受容」)でいうところの「否認」をクリアした状態であり、インフォームド・コンセントが比較的良好に行われた証拠であるという内容が面白かったです。
他にも、再発のときの説明はすごく難しい、とか、否認がクリアできていないとトラブルになりやすい(家族の告知拒否も多くは否認が原因である)、スピリチュアルペインは患者本人が答えを見つける(あるいは見つけようとする)ことが大事なので医療者は傾聴することしかできない、傾聴には訓練が必要であり自身の精神衛生を保つ工夫も必要である、などなど勉強になるポイントがたくさんありました。
人の気持ちに寄り添える医師(人間)になれるよう、精進します。ええ。させていただきます。すみませんでした(笑)。
ではでは。
昔から、着眼点が偏っているという指摘をよく受けます。
昨日の会話から。
指導医「なんか今日はV(人名)さん元気ないよね。」
研修医W 「そうですね、担当している患者さんのことで何か悩んでいるような感じなのですが…」
やのっち「えっ、誰の話ですか?」
指「Vさんだよ、やのっち先生気づかなかった?」
や「えっ、1ミリたりとも気づきませんでしたけども。」
W「僕は「おはよう」って言った一言めから様子がおかしいって気づきましたよ。」
や「えっ、僕話したとき全く普通でしたけど。」
指+W「むしろ気づかなかったことに驚きだよ!やのっち先生は精神科には向かないね。」
や「いやいや、深読みし過ぎですって。(自信満々)」
その後、やっぱりVさんはいつも通りだけどな、と思っていると…
指「Vさん、朝ちょっと元気なかった?」
や「!?」
V「え、ええ…。そうかも知れません。」
や「!!!、む、むひょひょーー。それ、自分で肯定したーーーっていうことは、割と自覚的にも落ち込んでいた感じですかーーー。ぬおおおお、恥っずかしー。恥ずかしすぎて穴があったら入りたい、で思い出したけど封神演技の土行孫の件は面白かったなー(穴掘りの達人が、幼馴染の女傑の王と敵味方として戦い、結ばれるというお話です)」
と、最後の台詞は口に出してはいませんが、そんな感じでした(?、まとめ方が雑)。
精神科医というか、なにか人間として比較的ダメな気がするのですが、大丈夫でしょうか、僕。(折しも、太宰の「人間失格」を読んでいますが、読むとやるせない気持ちになりますね。)
夜の勉強会では緩和医療の考え方についての講義を受けました。
患者さん・ご家族が怒りをあらわにしたりすることは、トラブルとして嫌厭されがちだけど、実際はキューブラー・ロスの5段階(「否認→怒り→取引→抑うつ→受容」)でいうところの「否認」をクリアした状態であり、インフォームド・コンセントが比較的良好に行われた証拠であるという内容が面白かったです。
他にも、再発のときの説明はすごく難しい、とか、否認がクリアできていないとトラブルになりやすい(家族の告知拒否も多くは否認が原因である)、スピリチュアルペインは患者本人が答えを見つける(あるいは見つけようとする)ことが大事なので医療者は傾聴することしかできない、傾聴には訓練が必要であり自身の精神衛生を保つ工夫も必要である、などなど勉強になるポイントがたくさんありました。
人の気持ちに寄り添える医師(人間)になれるよう、精進します。ええ。させていただきます。すみませんでした(笑)。
ではでは。
2013年10月28日月曜日
封神演義と運転
どーも、やのっちです。
加藤徹(ペンネームは嘉藤徹)の封神演義を読みました。殷周革命を扱った小説なのですが、殷と周がわかりやすく対比されています。原典が風刺的態度の感じ取れる面白い読み物であることが、ふんだんに交えてある(でも不思議とうるさくない)説明的文章からも読み取れて面白いです。
鞍・鐙の発明以前ですから馬は乗り物としてさほどポピュラーではなかったそうです。
最強の乗り物は象だったとか(殷周革命の頃は中国は温暖で象が生息していたそうです)。
無理やり乗り物つながりで…
昨今問題として取り上げられていますが、患者さんに運転を許可していいかどうかというのは難しい問題ですね。
認知機能が問題でなければ、免許センターで適性試験を受けてもらうという手があるようです。
この辺のリスクとベネフィットの駆け引きはすごい微妙な問題だと思うので、結局はケースバイケースになるのかな~
もうちょっと勉強してみます。
ではでは。
加藤徹(ペンネームは嘉藤徹)の封神演義を読みました。殷周革命を扱った小説なのですが、殷と周がわかりやすく対比されています。原典が風刺的態度の感じ取れる面白い読み物であることが、ふんだんに交えてある(でも不思議とうるさくない)説明的文章からも読み取れて面白いです。
鞍・鐙の発明以前ですから馬は乗り物としてさほどポピュラーではなかったそうです。
最強の乗り物は象だったとか(殷周革命の頃は中国は温暖で象が生息していたそうです)。
無理やり乗り物つながりで…
昨今問題として取り上げられていますが、患者さんに運転を許可していいかどうかというのは難しい問題ですね。
認知機能が問題でなければ、免許センターで適性試験を受けてもらうという手があるようです。
この辺のリスクとベネフィットの駆け引きはすごい微妙な問題だと思うので、結局はケースバイケースになるのかな~
もうちょっと勉強してみます。
ではでは。
2013年10月27日日曜日
Happyと学会発表
どーも、やのっちです。
発表ってhappyouだからなんとなく幸せな感じがします(←するか?)が、準備は大変ですよね。
僕も先日東京で学会発表してきましたが、それまでの準備が大変でした。
たかだか100症例の集計でしたが、電子カルテを見るのも嫌になったし、エクセルの操作もたどたどしくて結構鬱々としていましたが、終わってみれば結構爽快でした。
結局段取りが大切なんだろうな、と思いつつ、きっとまた発表するとなったらどたばたするに違いないです。
あと、英語頑張らなきゃと思って、ネットでいろいろ調べた結果、iKnow!という英単語学習サイトを見つけました。単語帳に発音機能とタイピング機能をもたせたもので、程よい回数繰り返してくれるのと、間違った単語を勝手にリピートしてくれるのでいいかもです。
いま無料トライアル期間ですが、有料版(1年で6000円)を買ってもいいかなーと思っているところです。
気になった方はぜひお試しを。
ではでは。
発表ってhappyouだからなんとなく幸せな感じがします(←するか?)が、準備は大変ですよね。
僕も先日東京で学会発表してきましたが、それまでの準備が大変でした。
たかだか100症例の集計でしたが、電子カルテを見るのも嫌になったし、エクセルの操作もたどたどしくて結構鬱々としていましたが、終わってみれば結構爽快でした。
結局段取りが大切なんだろうな、と思いつつ、きっとまた発表するとなったらどたばたするに違いないです。
あと、英語頑張らなきゃと思って、ネットでいろいろ調べた結果、iKnow!という英単語学習サイトを見つけました。単語帳に発音機能とタイピング機能をもたせたもので、程よい回数繰り返してくれるのと、間違った単語を勝手にリピートしてくれるのでいいかもです。
いま無料トライアル期間ですが、有料版(1年で6000円)を買ってもいいかなーと思っているところです。
気になった方はぜひお試しを。
ではでは。
2013年9月25日水曜日
#と誤嚥
どーも、やのっちです。
最近になって知ったことを2つばかり。
先日、ハッシュ(「#」、ナンバー、井桁ともいう)とシャープ(「♯」、音楽で使う。嬰記号)が違う記号であることを知りました。横画が平行か縦画が平行かで見分けるそうです。
学生時代は校正とかしてて、こういうのは得意なつもりだったんですが、世の中って知らないことたくさんありますね。
ちょっと専門的な話になりますが、誤嚥性肺炎は下肺の背側と右上葉の尾側におこることが多いそうです。右上葉の誤嚥性肺炎は仰臥位で誤嚥したときに起こると言われてます。食道全摘後の後胸骨経路胃管再建術後は右上葉が多いという報告もあるそうですが(伝聞です汗)、消化管が気管より腹側に来るので、仰臥位で誤嚥することが多いということなのかも知れませんね。
2013年9月24日火曜日
「にい」と眼底
どーも、やのっちです。
小学生時代にもやもやした思い出を一つ。
小数の勉強をしたときに、小数の読み方という問題がありました。
「「4.31」は何と読むでしょう」みたいな。
「.」を「てん」と読むということと、「0.365」を「れいてんさんびゃくろくじゅうご」と読まないみたいなことの2点が理解できているかというのが、出題の主眼だと思うのですが、実はこの問題はもっと奥が深いんです。
「1.3」や「8.3」のようなときの「1」が「いっ」、「8」が「はっ」という読み方を許容するというのはそれでいいのですが、「2.3」「5.3」の「にい」や「ごお」は通常の読み方では出てきません(つまり「いっ」は「一」の訓読みの一つだけど、「にい」は「二」という漢字の読みではないのです、たぶん。)
さらに考えていくと、「0.2」は「れいてんに」と「2」を「に」と読んでいますが、「0.23」になると、「れいてんにいさん」と「にい」と読みます。
「0.02」は「れいてんれいにい」とやはり「にい」
「0.002」は「れいてんれいれいに」と今度は「に」
「0.0002」は「れいてんれいれいれいにい」と「にい」
「0.00002」は「れいてんれいれいれいれいに」と「に」
つまり、小数点以下何桁目に「2」(あるいは「5」)が現れるかで「に」なのか「にい」とのばすのかが決まります。これは桁数が増えてきたときに桁数がわかることがあって合理的といえば合理的ですが…ちょっと微妙です。(「2.22222」は「にいてんにいにいにいにいに」で「に」終わりなので小数点以下が奇数桁あることが、「2.222222」は「にいてんにいにいにいにいにいにい」は「にい」終わりなので小数点以下が偶数桁であることが(一つ一つ数えなくても)わかります。でも所詮最後の桁が「2」か「5」のときしかわからないので微妙です。)
以上は小学3年生で小数の読み方についてのテストがあったときに思ったことですが(ちなみに僕の学校では「0.22」は「れいてんにに」と書くやくそくになっていたので、テストではその方式で望むべきか自分が正しいと思う読み方を貫くか、という問題で内心どきどきしていたのですが、結局「2」や「5」がらみを回避した設問になっていたので、「しょうもないポイントでつまずく生徒がいないように配慮してくださってるんだなー」と思ってありがたかったのを覚えています。)(新かな遣いにも「れい」は「レー(レエ)」と発音するとか「わたしは」は「ワタシワ」と発音するとか、旧仮名遣いの名残というか発音と表記が一対一で対応しない部分があるので「に」と書いて「ニイ」と読むくらいの揺れは許容する立場も十分にあり得ると思いますし。)
ま、今にして思えば、小数点以下の読み方が「0.3698…」「れいてん さん(上がるアクセント) ろく(下がるアクセント) きゅう(上がる) はち(下がる)…」みたいに上昇下降、上昇下降、…みたいに2桁ずつ山を描くようなアクセントで読まれていくので、上がるにしろ下がるにしろ2音節必要だから「2」が「にい」になるのは当たり前といえば当たり前なのですが、当時はそれが不思議でしょうがありませんでした。(恥ずかしがらずに先生に訊けよ!っていう話ですね、卑屈な子でした。)小数点以下の「4」を「し」ではなく「よん」と、「9」を「く」ではなく「きゅう」と読むのも同様ですねー(まあ、「し」「く」の読み方が現代ではレアなのでアレですが)、これも当時は気づきませんでした。
(何で今になってこの問題を思い出したかというと、長崎大学病院のエレベーターのベルに2種類「ポンピーン(上がる)」と「ピンポーン(下がる)」の2パターンあって、それぞれ上に行く場合と下に行く場合に対応していたことに気づいたとき(一昨日)に、ふとこの問題を思い出したからです(あんまり理由になってないか…)。)
話の枕が長くて(長すぎて)アレですが、最近、眼底鏡(直像鏡)で眼底が見えるようになりました!!学生のころは「何となく白っぽいのが見えた気がする…。」というレベルで終わらせていたけど、きちんと指導医の先生(優しい!)教わってやり方がわかったので、今後どんどん練習してぱっと静脈の拍動があるかどうか見れるレベルに到達したいです。
(うーん、ちゃんとつながってない感じがするので明示すると、今回は「学生時代に積み残した課題が最近解決してすっきりした」つながりで、医学に関係ないネタと医学ネタ、という構造でしたー。)
ではまたー。
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