2012年7月31日火曜日

二十九までは定職がなかった

おっす、やのっちです。

最近読んだ本から。

「十四歳までは勉強が好きじゃなかった。


二十九までは定職がなかった。

三十九までは不安だった。

四十九までは不遜だった。

五十九までは偏屈だった。

六十九までは枯れてなかった。」

論語の有名なくだりですが、加藤徹氏の解釈を読んで目からウロコが落ちる思いでした。

「孔子はすごい人だ」っていうカリスマ的な読みが一般的ですが、「孔子も人間なんだな」と二千年の時空を超えて人間の性の変わらない部分を読む読み方の方がずっと好きです。

最近中国(とインド)にハマってるやのっちでした。

2012年7月28日土曜日

FCCS in仙台に参加

どーも、やのっちです。

先週、仙台に行って牛たんを食べてきました!!!




じゃなくて(食べたけど)、仙台でFCCSという集中治療のコースを受講してきました!

「やのっちの運転では心配…」という指導医のM先生の新車に乗せていただいて快適に東北大学医学部に到着いたしました。

5時出発でお腹空いていたので、席についてプレテストを解く前に、何も考えずロ□ソンで買ったサンドイッチを食べました
→あとでM先生に「プレテスト受験で周りがぴりぴりしてたから朝飯食えなかったよなぁ。」と言われました。他の受験者の皆様、微塵も空気読めなくてすみませんでした。


講義が立て続けにあって疲れたところで、1日目は終了ーー。
と思いきや実習…。人形にCVカテーテル入れたりいろいろしました。

NPPVの実習での一コマ①
フルフェイスマスク装着中、インストラクターの説明の最中で。
やのっち「あの、すみません。写真とってもいいですか?」
インストラクター「あ、えっと…(困)、まず説明聞いてもらっていいですか?」

NPPVの実習での一コマ②
や「すみません、あの宇宙人(註:正しくは「宇宙服」)みたいなの、かぶってみたいんですけど。」
イ「…(間)…あ、あれのことですか?あれはちょっと特殊なので今回はちょっとできないんです。すみません。」
や「あの、かぶって写真撮るだけでいいんですけど。」
イ「…(間)…あ、それなら構いませんよ」
*別にインストラクターの方に呆れられてた訳ではないと思います。  たぶん。


「宇宙人」みたいのをかぶってNPPVを体感しているやのっち。

なんの脈絡もないですが、お昼のお弁当の箱に「味恋華(メレンゲ)」という文字が印刷されていて、「医大の研修オリエンテーションの時のお弁当と同じだ!」と思いました。
お弁当自体は宮城県内で作られていたのでちょっと不思議だったのですが、どうもお弁当の紙容器のブランド名のようですね(ちなみに本ブログはアフィリエイトではありません)。

集中治療ということで、あんまり馴染みのない世界でしたが、今まで完全にブラックボックスだった人工呼吸器の仕組みが何となくわかったことが一番の進歩でした。

そして、診断と治療、それらの優先順位づけを同時に進めていくことの重要さ・難しさを身をもって体験しました。

初期研修1年めで経験もないし、あんまり知識もないし、ぶっつけ本番に弱いし、根性がヘタれてるし、そのくせ「あれかぶりたい~」とか言うし、そのあと「あっ、次にかぶった人に『臭っ』って言われたらどうしよう」とか言うし…ブラックリストの上位に食い込んでくる(あるいはブラックリスト作成の動機になりうる)ようなひどい参加者だったとおもいますが、辛抱強く指導して下さったインストラクターの皆様・一緒に人形を治療して下さったBグループの皆さんのお陰で、合格点ぎりぎりの70点でコースを修了できました。
本当にありがとうございました。

研修医1年目でもやる気と実力のある人なら、僕みたいに苦労しなくても合格できると思いますし、何よりすごく刺激になって勉強のモチベーションになるので、ブログを読んでくださっている先生方にはぜひおすすめ致します!

(よかったらこちらもお読みください。)

2012年7月23日月曜日

お詫び

昨日から本日にかけて、書きかけの記事が公開されていたことをお詫び申し上げます。
Bloggerの予定投稿の機能がiPhoneにうまく対応していないことが原因と思われます。

お見苦しいところをお見せしてしまいまして大変失礼いたしました。

2012年7月18日水曜日

第2回相双地区PSLS/ISLSコースを受講

どーも、やのっちです。

この前の土曜日にISLSというセミナーに行って来ました。

BLS、ACLSのコースとかでは循環器系(不整脈)に焦点が当てられているので、神経系(脳卒中)も初期対応できるようになりましょう!という企画のセミナーです。

開催場所は南相馬市でした。
南相馬に行くと言ったら、東京の知人に「人住んでるの?」と聞かれましたが、もちろんです!プンスカ
相双地区のISLSコースは今回で第2回目、月1回くらいのペースで行われる予定なのだそうです。
前回は数十人集まって賑やかな会だったそうですが、今回は少人数でアットホームな感じで進められたコースでした。

コースの内容としては、内因性ロード&ゴーの適応の判断や、ECS、GCS、JCSを用いた意識障害の評価、NIHSSを用いた脳卒中(とt-PAの適応の有無)の評価などを学びました。
最後の実技では、救急隊員として病院前評価をおこなったり、医師としていかに速やかにCTによる評価、t-PAによる治療や脳外科への引き継ぎにつなげるかというひと通りの流れを学習しました。
コースの合間にもいろいろと実際に体を動かして評価してみるようなところもあり、頭でわかっていても実際やってみるとなかなか難しいことが多いな、と実感しました。

懇親会で他の受講生(FACEという医学セミナーで知り合いになった医大の学生さんに再会しました!)や講師の先生といろんなお話ができたのも楽しかったです。
講師のH先生は相双地区に人を呼んで、ささやかながらも復興に役立ちたい!というコンセプトでISLSのコースを開催していらっしゃって、その静かで熱い思いに感銘を受けました。

ISLSコースの開催を支えて下さったスタッフの皆さん、ありがとうございました。
僕もまた参加してファシリテーターを目指したいと思います。

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最近フットワークを軽くすることを大切にしています(メールの返信は遅いですが…)。
実際に足を運んで面と向かって話をすることでわかることってたくさんあると思います。

時には、行ってみたら何となく居心地が悪く(特に、既存の人間関係の枠の中から「外なる者」としての扱いを受けと惨めなきもちになりますよね…)て空振りのこともありますが、僕にとってはそれ以上に思いがけない人との出会いに恵まれたときの喜びが大きいです。
だからいろんなところに顔出すようになったんでしょうね、きっと。

南相馬まで行っただけの価値のあった(というよりそれ以上の)1日でした。


2012年7月17日火曜日

クルマのこと

どーも、やのっちです。

大学時代6年間を、花の都大東京で過ごしたやのっち。
3月まで、なかなかのペーパードライバーでございました。

そして4月にTヨタの中古車を手に入れて以来、同期のみんな(学生時代からクルマ運転していた人たち)から笑われるようなことばかりやって来ました。というかきっとまだやっています。

・まず、カギをかけ忘れる。それも何回も。

・後に、ドアクローズのボタンはもう一回押すとドアオープンになることが判明。(それまで開けるときは手動で開けてた。

・車庫入れができず、どうせ深夜だからと思って何回もしつこくやっていたら、隣の車が出ようとして待っていた(すみませんでした)。

・Yークベニマルの駐車場の隅っこで独り黙々と車庫入れの練習をしていたら、思ってた以上に隅っこじゃなくて通行の邪魔になっていた(本当にすみません)。

・山道でもないのに、購入後1ヶ月以上、夜間ハイビームのみで走り続けていた(これはゆうくんに言われるまで気づきませんでした。実際に笑われました。笑。そして福島はパッシングが横行しているこわいところだと思っていました。対向車の皆さんすみませんでした)。

・購入後3ヶ月以上(つい先日まで)、後部座席にチャイルドロックがかかってた。

・サイドミラー倒したまま走る。

・早朝に福島市から会津まで走ろうと思ったら途中でガソリンが少なくなってきた
→次のガソリンスタンドで入れよう
→7時前ってガソリンスタンドあんまり開いてないんだねー
→はっ、ガソリンのメーターがEになった!
→コンビニに駐車して最寄りのガソリンスタンドを検索
→5 km以上手前~(涙)

→給油完了、でも時間がっ!
→そんな時に限って迷う。どこ?どこ?

→でも、なんとか県立会津総合病院着いた!iPhoneさんありがとう
→と思ったらここは会津中央病院(違う病院) orz


(註:念のため書いておくと、「orz」はあまりのショックで倒れこむ人をかたどった絵文字(横から見たところ、oが頭)です。僕は1年間くらい「おぉずっ」っていううめき声か何かだと勝手に解釈していました。恥)

・福島のガソリンスタンドでセルフ給油しようとしたら…、給油キャップがない!!
→上記のガソリンスタンドでセルフ給油したときに給油キャップ忘れたに違いない。
→会津に戻る途中に寄って店員さんに聞いてみる。
→「給油キャップの忘れ物届いてませんか?」「いつ頃、どのレーンで給油されました?」「7月2日の7時ごろに右から2番目のレーンで給油したと思いますが…」「そうですか…(ガサゴソ)…でしたらこちらの給油キャップでお間違いないでしょうか?」
→「そうです、この形と色、そしてつや消しの表面と意外なほどにしなやかな手触り…、これこそ私の給油キャップに間違いありません!!」
→と言えるほど給油キャップに精通していないので、「…えっとその日にそこにあったのなら多分僕のだと思うんですけど、ちょっと実際に締めてみないとなんとも…」
→と言ったら、「それでもお前は持ち主か?」と言わんばかりの剣幕で無言になる店員さん。
→「…すみません、ありがとうございました。」すごすご

→ちゃんとその給油キャップでした。ありがとうございました。



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なんかすごくくだらないですけど許してください。
そしてペーパードライバーの方は最初の1ヶ月は余裕のある研修プログラムにすることをおすすめします。
では。

2012年7月16日月曜日

研修病院自慢で第1位に!

やのっちです。

やったー!

先日投稿した研修病院自慢のスライドの件ですが、先週土曜日(7日)にERアップデートin沖縄2012でやって来ました。
そして、福島県立医科大学附属病院が栄光ある第1位に輝きました!

ERアップデートというセミナーに行ってきたのですが、その話は他の参加者が記事を書いてくれると信じているので、ここではあえて割愛します。



「福島医大の研修の最大の特徴はあんまりルールがないことです。研修医ひとりひとりの希望こそがルールであり、その実現のためには前例のないことでも積極的に検討してくれる雰囲気があります。」みたいな内容をお話ししました(思い出しによるバイアスあり、多分無意識下にかなり美化されています)。

すこしでも福島県のアピールになればいいかな、と思ってわりとテキトーにつくってみた(結局パワーポイントの機能としては、「貼り付け」「新しいスライド」「保存」くらいしか使わなかった気がする…)のですが、1位になってしまってなんだかびっくりでした。


もともとアガリ症なうえに、あまりに予想外の出来事だったので、H先生(福井大学の有名なあのH先生です)から表彰を受けるときにはこれでもかというくらい緊張してしまいました。


H先生「では、感想を一言どうぞ」
のあと、やっとの思いで出てきたのが、
やのっち「…う、うれしいです…」
H先生「…(苦笑)」


本当に一言しか出てこなくて一瞬会場を凍らせてしまいました。
だってアドリブ効かないんだもん(開き直り)。笑

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自分自身は表彰されるにふさわしいような人間じゃないと思うけど、僕が研修をしていくなかでお世話になった方々へのお礼だと思って表彰台(?)にのぼって来ました。
この場でもすこしでもそのことが伝わればいいな、と思って書きました。

このブログの読者の皆さんにも支えていただいています。
(そういえば最近、累計2000ビューを超えました)
本当にありがとうございます!そしてこれからもよろしくお願いいたします!!

2012年7月3日火曜日

レジナビ@大阪

こんにちは!
初投稿の福島県立医科大学附属病院 初期臨床研修医1年目 増子遼介です。

この度、7月1日(日)にインテックス大阪にて行われた

レジナビフェア2012 in 大阪

に福島県立医科大学附属病院・研修医代表として行って来ました!(希望者1人だったとか… (-.-?))

ジメジメムシムシ、小雨の中ホテルを出て会場でどれだけの学生が来てくれるか不安に思っていましたがー・・・

当日は13名のやる気ある学生が話を聞きに来てくれましたー!(^O^)!


具体的な説明としては、
①flexibleな研修
→足りないところを市中病院で補う事ができる。
 →ex. common disease、自分でレベルアップを図る、etc...

②主体性を持って研修できる、目標をどこに置くかで研修内容のレベルアップ
→ex. 消化器内科ではエコー・胃カメラ、産科では妊婦検診はもちろん帝王切開までできるんだよー((((;゚Д゚))))なんてことを...

③自分たちの意見をtopに反映させることができる
→勉強会の立ち上げ、ハード面の充実などそれはもう、ここでは書けないよぉ〜(^O^)

の3点(ほかにもあるかも…)をメインに話させていただきましたヽ(´ー`)ノ

ほか、偉そうに実習に向けてアドバイスなども言ったりしちゃいました…(´・ω・`)


とりあえず、ふくしまで元気に良い研修ができてるよーってことを
多少のアツさで伝えれるように努力してみたつもりです。

県内からは南東北病院がいましたよ(^^)
同期の研修医もいて話もできました!

あとは…自治医大の同級生に会えたことがよかったですかねー。
前日の夜や会場で大阪、徳島、京都の同期と会えました(^^)


とりあえず、たくさんの見学者や話を聞きたいなーって人が増えてくれると嬉しいです。
福島でも全国に負けないような研修をしようと努力する姿を見てもらえたらいいな、と。

拙い文章ですみません。
ではまたー(^O^)/

2012年7月1日日曜日

緩和ケア講習会参加しました!

やのっちです。

6月30日、7月1日に緩和ケア講習会に参加してきました。
医大の8号館(旧看護棟:今も看護棟のような気がしないでもない)で行われました。

医療従事者自身が疲れきっていたら、患者を癒すことはできないとの考えのもと、非常に快適な環境で2日間勉強させていただきました。
僕は連日の飲み会で疲れ気味&携帯電話を飲み屋に置いてきてしまってちょっとオロオロしていましたが。

写真を撮り忘れたのですが、講義あり、ワークショップあり、ロールプレイありと盛りだくさんな内容でした。
講義もテキストもよくまとまっていて、効率良く学習できました。
講師の先生方も緩和ケアに携わっていらっしゃるだけあって、穏やかで気持ちを和らげてくださるような方が多かったように思います。

参加者にも、「ぶっちゃけ、薬処方したときの診療点数上がるから単位取りにきてるだけなんですよね~」とかなんとか言いながら、いざロールプレイになると迫真の演技と流石のノウハウを見せる先生もいらっしゃって、こうすればいいのかと感心すると同時に、なんだか好感がもてました。

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この講習会を通じて、場の持つ力って大きいと思いました。
緩和ケアに従事する人やそれを学ぼうという意志のもとに集まった人が作り出す場の力によって、僕自身も癒されましたし、人を癒していこうという気持ちが自然と芽生えてきました。

自分がいて心地良いと思える場に身をおくこと、そのために小さな違和感にもきちんと向き合っていくこと。
新しい場に飛び込むためにちょっと勇気をだしてみること。
心地良い場を自分で作り出すこと。

そんなことを大切にしていきたいです。