2013年11月9日土曜日

灯台下暗しと目からウロコ

どーも、やのっちです。

研修医室のソファでうたた寝して眼鏡がなくなって大騒ぎしました。
眼鏡がなくなると、視力が落ちて探すことが困難なので厄介ですよね。
さんざんソファ付近を探し回ったあげくに白衣のポケットに入ってました。
するっと入ってしまってたんですね。
東大モトクロス部…、もとい、灯台もと暗しですね。

昨日、突然勤務先にT大学の救急のA先生(僕は名前しか存じ上げてませんでしたが、すごく有名な先生のようです)にお会いしただけでなく、人工呼吸のミニレクチャーをしていただくという幸運に恵まれました。
(会津医療センターのH先生はご自身が教育熱心な救急のスペシャリスト(実は救急はサブスペシャリティなのですが)であるだけでなく、すごく顔が広くて、をちこちの有名人とお知り合いでいらっしゃるのです。今回もそのつながりで会津にいらしていたようです。)

特に記憶に残ったのは、
1 酸素化に関しては呼吸器設定を変えてもP/F比は変わらないので、PaO2が良くなってFIO2を下げたいときはどのくらい下げていいかが一意的に決まる(からいちいち血ガスとらなくていい)。
2 換気に関しては呼吸器設定を変えてもPACO2(≒PaCO2)×fは変わらないので、PACO2が良くなってfを減らしたいときはどのくらい下げていいかが一意的に決まる(からいちいち血ガスをとらなくていい)。
ということでした。
呼吸器は実際に触ってみて感覚で覚えろ!!みたいな根性論をよく耳にしていた僕としては、眼球から葉状鱗が脱落する感情(目からウロコが落ちる思い)でした。

ではでは。

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